地獄 再び

前回のブログで募集した地獄の門ツアー、4家族で行って来ました。
メインは自転車で往復の道のり16kmのはずが、途中にあるロッククライミングで費やすこと1時間。
これがねぇ、、、楽しい。
一足先に出た子供たち、大人が着いた時には「お金、あとで親が払うから」つって、もうやってんの(;´∀`)
緑のがリュウで、黒い方はY家の息子くん。
リュウのコースは子供向け、Y息子くんのコースは大人向けです。
Yパパ、開口一番「これは・・・安全なの?」
わかります、わかります、その気持。
もちろん、何の保証もなく、やりたい人がひと登り500シルで挑戦できます。

皆の勢いに乗ってシュンシュンもレッツゴー!
のはずが、途中の岩陰で泣いてました(TдT) 
やってみるまでわからなかったけど、怖いのです。
ひと通り励ましてみたけど、本人腰が引けて動けずリタイア。

その後、私もやりましたわよ。子供コース。
でもねー・・・すんごい怖い。下っ腹が緊張で痛くなって、口も乾いて、下からの励ましにも声が出ません。でも、リュウもライちゃんも成功してたし、、、と思って、頑張りました。で、なんとか目標地点到達。ほっ。
下りは、シシいわく、「特殊部隊みたいに!」が理想的で、自分のロープに手をかけ、体を外側に倒して、足で岩を蹴るわけです。
これが楽しかった(*´∀`*)
そんな様子を見て、シュンシュンも再挑戦。
「俺、さっき勇気たりなかったのかも〜」と言いながら、ひょいひょい行きました。よしよし。
左のおしりがシュンシュン。右は大人コースに挑戦中のリュウ。

怖いはずだけど、何もいわず黙々と上を目指すリュウ。
普段心配になることが多いリュウだけど、こういう姿をみるとほっとします。

大人コース挑戦直前のマツに、リュウからアドバイスが。
「秘密アイテムがあって・・・」と長い説明は続きます。
で、その間に出ちゃうマツ。


ロッククライミングもひと通り落ち着いて、いざヘルズゲートのトレッキングへ。ガイドさん無しには(我が家は)
進めません。途中抱きとめてもらって降りる難所も。
「こんなにケニア人と密着したこと無い」とケニア歴十数年のししママ。

どこでもマイワールド全開のリュウ。


岩登りに8kmのサイクリング、1時間以上に渡るトレッキングで全員疲れ果て、自転車組も全員戻りは車で入り口へ向いました。
往復自転車に乗りたくて企画したツアーだったけど、だーれも帰り自転車乗るって言わなかったね^^;

その後エルザミアで遅めのランチ。
High Tea 付きで大人1600シル、子供半額。
Tea Farmより安い?って一瞬思ったけど、Tea farm は飲み物(アルコールも含め)込みだったので、やっぱりエルザミアの方が高く付きます。
まあ湖に降りたり、あそこの雰囲気に惹かれて行くので良しとしますか。

我が家以外の皆は日帰りなので、夕方さよならして、この日の宿、エレメンタイタのSleeping Warrior Campを目指します。
Monchackちゃんの日記見て、行ってみたいな〜と思ってた場所。
途中通ったクレイター湖、ピンクの絨毯?って思うほどのフラミンゴでした。
2週間ほど前から集結してるらしい。ナイバシャ湖でもなく、ナクル湖でもなく、クレイター湖ね。今はね。

舗装道路や悪路を通って、やっとこさ到着。
なんとものんびり出来る素敵な場所です。景色よし、料理よし。泊まる所はテントタイプ。アフリカっぽくてこれまたツボです。

ここは私有地なので、国立公園では禁止されてるナイトサファリができるのです。夕食後、8時半からナイトサファリ初体験。
今まで見たこと無かった夜行性動物の数々。スプリングヘア(通称アフリカンカンガルー)、きつね、スカンク(通称かもしれない?スカンクに激似の子)、野うさぎ、あとはジャッカルにメジャーな草食動物達。
真っ暗な中、巨大なサーチライトをサファリカーから照らすと・・・闇に光る目目目目目。動物だらけでした。
途中寝ちゃった子供たちそっちのけで楽しんで、campに戻ったのは夜11時過ぎでした。貴重な体験。子供たち寝たけど^^;


翌朝はゆっくり目に8時からの朝食にしました。
スズメより二回りくらい小さなブルーの綺麗な小鳥。ナイロビでもエルザミアでも見たこと無いねぇ〜ってよく見たら、ほっぺたに赤いマル。
なんか…日本昔ばなしに出てきそう?恩返ししちゃいそうな顔つき。
最初ははいからさん〜って思ったけど、ほっぺた見て、急に親しみが湧きました(*´∀`*)


その後エレメンタイタ湖周辺のお散歩へ。
ここ、温泉が湧いてるので水着持ってくればよかったーーー忘れてたーーー
膝までまくって入るのが精一杯でした。それでも子供たちはそれなりに盛り上がってましたけど。


まだまだお散歩は続く・・・
暑いし、埃すごいし、メゲそうになったけど、大地溝帯の中歩くなんてもう無いかもしれないよ、ってけしかけて、何とかお散歩続行。
途中ホロホロ鳥の羽なんか拾いながら。Sleeping Warrior の地名の由来なんか聞きながら。


おうちに帰ったらホロホロ鳥(いつも地面を走ってる鳥)の羽見て「ホロホロ鳥は、夜木の上で寝るんだよね〜」とメイ。ナイトサファリの記憶がちゃんと残ってる。
嬉しい思い出となりました。
お付き合い頂いた皆さま、ありがとでした。
また来たい場所です。