学校めぐり

今年、リュウ&シュンの学校は40周年を迎えるため、色々と記念行事と記念事業を控えています。


そんな年にマツはPTA副会長となり、記念事業の責任者を兼任することになりました。


今、出張中なので(スウェーデンと日本)、色々と指示が飛びます。
記念事業がらみで、今日は日本人学校の事務の方とフランス人学校、スウェーデン人学校、地元のインターと3校にお邪魔。

子どもたちから学校へ遊具の寄贈のリクエストがあったため、出来る出来ないは別に、他校の見学に行きました。


フランス人学校の特色は、どこの国でも親が送迎しやすい立地条件を選ぶ事、だそうです。
ここでも、ショッピングモールのすぐそば。割とごちゃごちゃひしめく中にあります。敷地内はカラフルで、結構広く、先生も生徒もオシャレ☆


ナイロビってこんなに外国人の若い子いたんだーって思うくらいたくさん生徒がいたなー。
高校まであるって言うし。あそこだったら「子どもたち、恋愛ができますね^^」と事務の方と盛り上がりましたヮ。


注目の遊具は体育館の壁一面のロッククライミング。
すべてフランスから輸入して、何百という取っ掛かりの配置は父兄でその趣味を持ってる人がデザインしたそうで。
輸送費、設置、天井からの命綱等々すべて込みで80万シリング。。(日本円は1.2倍程度)
ちょっと現実的じゃないなーと思ったら、幼稚園の壁にも命綱が要らない程度のロッククライミング有り。

これなら予算の提出しても良いかな。と情報収集しました。
設置のデザインした人は、近所でレストランやってるっていうんで、話を聞きに。的確な、現実的なアドバイス頂いて1軒目終了。



次のスウェーデン人学校は、これまた楽しい所で。
高校は寄宿だったけど、人数減って経営不振の時、校長が本国へ戻り「第3国で高校生活を過ごそう!」と生徒を募ったそうです。


親と離れてナイロビで寄宿生活。確かに興味湧きますよね。
結構人数も集まり、経営不振脱出! そして、オランダ人学校が経営で困った時に、学校をシェアし始めて、現在も一緒の校舎を使っています。
英語で行われる授業は、両方の生徒が受講。
母国語の時はクラスが分かれます。
すごい発想。
どこの学校も経営が大変なんです。
日本人学校しかり。。←授業料抑えてくれてるんで、本当に本当に大変な状態。。。


ここの遊具は手作り感たっぷりの小ぶりなもの。
写真を撮って、必要であれば業者を紹介、という話でお開き。



3つ目の地元で人気のインターは、経営が「会社なのよね」と同行の事務の方が言うだけあって、大規模。施設もどんどん増えてました。

驚いたのは自校内に車のガレージ(修理場)を持っていること。道がひどいので、故障はしょっちゅうなのです。

そして、自校で大量の大工さんを雇い、工場をつくり、木材の加工から工事まで完結していた事。

さすがに地盤からの工事となると、業者に頼むそうですが、かなり事を自校で賄えます。

魅力的な巨大木造アスレチックがあるので、色々話を聞きたいなーと思ったところ、「20年ほど前に自分たちで作った。木材買って、ボルト買って。」とな。あまり参考にならず。
「ちなみに金額は40万〜50万シルくらいだったかなぁ。。でも今は物価が違うから60万以上かかるでしょうね」とのこと。



うーん、この中で現実的な予算を出せるのはロッククライングの小規模サイズといったところかな。

ロッククライミングをデザインした彼のアドバイスに「今後もっと高度なものを、、て声が出たときにどんどん増設していけるような設置もできるしね」というのがありました。
これまた新しい発想。

人の話を聞くのって楽しいですね。